本紙は今までの大震災で被災されてしまった皆様の意見や教訓等を弊社が編集したものです。
あらためて、地震被害に遭われた方に心からお見舞い申し上げます。
初版:平成7年2月 第7改訂β版:平成23年5月
緊急時避難グッズを用意しておき、1か所にまとめておく。
非常食(3日分) 乾燥したものやのどの渇くものは避けたい。(冬季は暖かく食べられる工夫を) 飲料水(3日分) ジュース類不可 現金(3万円程度) 1000円札と10円玉を必ず用意しておく。
(停電時テレホンカードは使用不可能。携帯電話はつながりにくい。)履物(運動靴) 避難グッズ入れの中に入れておくか、取れるところに常備。 防寒着 兼 雨具 ウィンドブレーカーの類。オールシーズン用。 万能ナイフ 缶切り・栓抜き・フォークなどが一緒になっているもの。
※「非常食」と考えずに、身の回りの飲食料で保存が可能なものは日頃から多めに購入ストックしておく。そして、それらの食料を日常生活の中で「循環」するよう工夫する。
★ 日頃の備え
タンス類は固定
特に寝室。家の中で「アライブスペース(生存区域)」を作る。
お風呂の水は抜かない
飲料以外にも水の使用範囲は広い。
マイカーにも備えを
若干の衣類寝具を用意しておく。ガソリンは残り半分になったら満タンに。
家族防災会議
避難場所、安否連絡方法(遠くに住んでいる親類や伝言サービス等)、役割分担等の確認。
伝える練習
災害時、30秒で安否、現在位置、今後の状況を伝えられるように練習しておく。
NTTが提供している災害伝言ダイアル「171番」は、安否確認の手段として非常に有効です。
ただし、広い地域に渡り、大規模な地震にあった場合は機能しません。
携帯メール等の方が確実に、送信後数時間で到着するようです。
★ 揺れの最中は、生命身体の安全が最優先。
危険地帯から避難:火の近くや倒壊物の近くから、転がってでも遠ざかる努力を。
身 体 保 護 : 頭部、足を優先。
★ 揺れが収まってから行うこと。
消 火:延焼防止措置も同時に行う。周辺の消火にも協力を。
出口確保:玄関が無理なら窓から。
避難準備:避難が必要な場合、緊急グッズの確保。
水 確 保:水道が出るうちに水を出す。
情報収集:ラジオをONにする。外出中に被災した場合、周囲の方と協力して秩序を持って避難する。近隣宿泊も検討する。
並 ぶ:避難場所では並ぶのが仕事。家族グループ間で協力を。
衛生管理:トイレや風呂は極端に制限される。衛生管理をお互いに心がける。
消耗防止:避難所での病気は大敵。生活リズムを取り戻し、健康管理を。
情報収集:正確な情報はパニックを防ぐ。周囲との協力関係を構築する。
精神安定:無理をしない。頑張らない。不平を周囲に撒き散らかさない。
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